英会話講師の黒船です。今日は久しぶりにロンドンの電車の中にある看板から英語を学んでいきましょう。
Please keep feet off seats.
写真のピクト人間を見れば一目瞭然ですが、
「座席に足を乗せないでください」という意味です。
書き言葉になっていますが、もし目の前の人に注意する場合、話し言葉だと
“Could you keep your feet off the seats, please?”のように指示語や冠詞が入ります。
ロンドンでは、足の長い英国人が、土足で座席に足を乗せてリラックスしている光景をよく見かけます。沢山いて困っているから、こんな表示が貼ってあるのだと思いますが、
「土足で座席に足を伸ばすことは悪い」と感じる人が少ないのかもしれません。
日本では子供が土足のまま席に座ると親が叱る光景をよく見ましたが、今はどうなのでしょう?表示の英語から派生して色々と考えてしまいます。このように生活と言語は密着しています。生活をしながら、そこに住んでいる人、そして話されている英語を肌で感じる経験が英語上達には必要です。
テキストで”keep off=〜から離れる”と暗記できても、文章でどう使うのか分からない、だから「実際の会話で使えない」というのでは意味がありません。
もっと机上の勉強から離れ、実際の場面で、どう言葉が使われているのかを意識すると語学の上達は早くなります。さらに言うと、会話のキャッチボールをするのに単語量はさほど関係ありません。英語力が乏しくても、体当たりすることはできます。英語力ほぼ0でもスピーキングをがんばろうとしている伊霧須子の動画をぜひ参考にしてみてください。発音や文法がちょっとぐらい変でもいい、こんな「結果オーライ英語」で話す日本人を増やすことが私のミッションです。良かったら、YouTube動画を見てみてくださいね。
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