本当は教えたくないロンドン穴場パブ★第2弾

イギリスのパブという空間は日本の温泉と一緒である。

お金持ちの社長さんでも、無職のおじさんでも、その場所に入ってしまえば誰でも平等に扱われる。誰でも自由に入れて、ビールと共に一息できる空間、それがパブである。ある意味、イギリスで一番民主主義が進んでいる場所である。

この名言を残したのが、かの有名なYouTube動画出演講師、Jon先生です。

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ロンドン生まれのJon先生は誰よりもエールビールを愛していて、パブに行くことが最大の喜びです。
そんな自称ロンドンパブ大使を名乗るJon先生にオススメのパブを聞きました。
前回の記事でも1つ紹介しましたが、今回は別のパブも紹介します。

第2弾は・・・
歴史のある街シティーの穴場パブ:The Cockpit

 

St. Paul’s 大聖堂とテムス側の間にあるので、「有名なパブなのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、横道にあるので、毎日近くを通っているロンドンっ子さえも意外と知らないパブです。

建物が花で溢れているハンギングバスケットと昔ながらのガス灯で飾っているので外見はきれいで、中に入ると小さいスペースでちょっとしたぬくもりが感じられるパブです。

席は多くありませんが、場所が分かりにくいせいか普段あまり混んでいないので、座ることができます。特に週末は、ザ・シティー(金融街)がゴーストタウンのようになるので、人はあまりいません。
街の中心にあるほとんどのパブでは、朝の山手線のように人でごった返し、みんなひしめき合って飲んでいますが、Cockpitなら静かで過ごしやすい時間を楽しむことができます。

Cockpitという名前は、日本語に訳すと「闘鶏所」という意味です。17世紀から19世紀にかけて闘鶏がこのパブで行われていました。パブの上を見ると、屋内バルコニーがあるのですが、そこで賭けをしていました。その歴史の記念として、鳥の肖像などがたくさん飾ってあります。17世紀の始まりにはシェークスピアがすぐそばにあった劇場でよく俳優として仕事をしていたので、シェークスピアもこのパブで飲んでいた可能性があります。パブ内には、「シェークスピアはここで飲んでいたに違いない!」などと看板に書いてありますが、証拠はありません。ただ、このパブの近くで、疲れるほど仕事をやっていたので、劇が終わったらここが行きつけのパブになっていたことは容易に想像ができます。ロンドンにいる方は行ってみてはいかがですか?

良い点:静かさと入りやすい雰囲気
悪い点:たまには静か過ぎてちょっと変な雰囲気が漂うことも。

住所
7 Andrews Hill, St. Paul’s, London, EC4V 5BY

徒歩10分以内の駅
St. Paul’s – Central線(赤)
Blackfriars – District線(緑), Circle線(黄色)
City Thameslink – ナショナルレール

営業時間
月 11:00 – 23:00
火 11:00 – 23:00
水 11:00 – 23:00
木 11:00 – 23:00
金11:00 – 23:00
土 11:00 – 23:00
日 12:00 – 22:30
*オーナーの都合で、お客さんが少ない日には(とりわけ週末)早く閉めることもあります。


 

Cityで働いていて、忘年会をパブでしようと考えている人にピッタリかもしれませんね!

 

さて、忘年会は英語で何でしょうか?正解は動画をどうぞ。

 

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