日本で冬と言って思いつくワードは「こたつ」と「みかん」ですが、
「みかん」を英語で何と言うか知っていますか?
あのこたつのテーブルに、かごいっぱいに置いてある「みかん」のことですよ。
え?
orange?
いいえ、違います。
正解は、Satsumaと言います。
え?薩摩?!はい、あのサツマです。
イギリスでは色々な種類のみかんが売られていますが、日本でよく食べる温州みかんタイプのものはSatsumaと言います。日本語で「みかん」のことを「さつま」と言わないでのなんだか不思議ですよね。
Wikipedia情報によると、初めて温州みかんが西洋に輸出された場所が薩摩だったそうです。
「みかん=orange」と覚えてても、自分が求めている「みかん」と相手が想像する「みかん」が一緒とは限りません。
これはみかんに限らずあらゆる単語にも同じことが言えます。日本人は英語を学ぶとき、どうしても暗記に頼り、[A=B]のような覚え方をしますが、単語の暗記だけでは会話では太刀打ちできません。
「みかん=satsuma」とちゃんと言えたとしても、発音が悪くて通じなかったらどうしますか?
「みかん=satsuma」と単語だけを知っていても文章でちゃんと活用することできますか?
「みかん=satsuma」と知らない人にsatsumaの話をしたいときは、英語で説明できますか?
英語で考えるのが難しければ、日本語で考えてみましょう。
「リモコン取って」って言いたいけど、「リモコン」って単語をど忘れしたら、
あなたはどう言い換えてリモコンを取ってもらいますか?
スウィッチピコピコするやつ?TV見るためのもの?四角くて細長くてボタンがいっぱいついているやつチャンネル回すやつ?チャンネル変えるやつ?
どう言い換えるかはその人の持つ「リモコンのイメージ」で変わってくるはずです。
昭和のテレビに慣れている人(私も含む)は、「チャンネル回す」と言うかもしれませんが、平成生まれの子は「チャンネル」と言う単語すら使わず「番組を変えるコントローラー」とか言うかもしれませんね。
このように、単語はあくまでツールです。相手に通じるならすべて正解です。なんなら思いつくもの全部言っても構いません。会話の基本はコミュニケーションなのですから。
会話は、相手ありきです。相手の知っていそうな単語と自分の知っている共通事項を照らし合わせる行為が会話です。辞書に載っている単語を言ったとしても全員に通じるとは限りません。
なぜか英語の学習になると、「単語さえ覚えれば会話はできる」という考えがありますが、
はっきり言います。単語だけ覚えても会話にはなりません。
会話をマスターしたければ、単語に固執した学習は今すぐやめましょう。
先ほどの「リモコン」のように、言い換える方法さえ知っていれば会話は成り立つのです。
そうは言っても、どう言い換えたらいいか分からない人もいるかもしれません。
そんな人にオススメなのが、
こちらの電子書籍です。
言い換えとはどういうものなのか?誰でも簡単に会話を楽しめるようになるのか?分かりやすく説明書です。
もちろん、読むだけでペラパラになるわけではありませんが、知らない単語が出て来ても会話を続ける方法が分かるようになります。英会話学校に多額の金額を支払うよりもはるかにお安く、たったの1000円以下で、会話のコツが分かるようになります。
キンドルで立ち読みもできますので、詳しい情報はリンクをご覧下さいませ。今まで単語の暗記で苦しんで来た人、会話がなかなか出来ずに困っていた人には、目から鱗の内容盛り沢山です。
また、引き続きYouTube動画も製作中ですので、更新お待ちくださいませ。
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