健康志向ブームの裏側 in London

お久しぶりです。英会話講師の黒船です。

いきなりですが、あなたの好きな野菜は何ですか?私の一番はルッコラです。

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英語ではrocket(ロケット)と言います。日本では最近ではよく見るようになったものの、全てのスーパーに入荷しているわけではないので、なかなか買えないことが多いのですが、ロンドンではどのスーパーにも置いてあります。あの独特の辛さ、香りがたまりません。今日はそんな野菜に関する英語のお話をします。

 

 

ルッコラのパッケージの右上に書いてある英語を見てみましょう。

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Contributes to your 5 a day
-Contribute to 「〜に貢献する」
-5 a day「1日につき5つ」
「あなたの一日につき5つに貢献する食べ物(ルッコラ)です」

はぁ?
日本語訳読んでも意味不明って感じですよね?

 

実はこの” 5 a day”が何なのか意味が分からないと、この文章はちんぷんかんぷんでしょう。

日本で「一汁三菜(ご飯に汁もの、おかず3種 <主菜一品、副菜2品>)」を食べようと言われているように、イギリスでは「5 a day=野菜やフルーツなど1日最低5品目を食べよう」と推奨されています。

野菜、フルーツはそれぞれ1とカウントされます。しかも、缶詰料理、冷凍食品、野菜ジュースでも1品目とカウントしていいそうです。ただし、イモ類はでんぷんが多いのでカウントできないとのこと。

のり、豆腐みそ汁、シャケ、梅干し、卵、おひたし・・・日本人からしたら、5種類の野菜なんて朝食だけで摂取していますよね。最近では『赤・紫・黄・緑・白・黒』の6色に気をつけて食べよう」という新しい食事ブーム(?)が起こったりしているくらい日本の方が健康志向が高いような気がします。

普段日本人が当たり前にしていることが海外では普通でないというのが分かる英語でしたね。

当たり前と言えば、英語学習でも同じことが言えます。
「必死に英単語、フレーズ、イディオムを暗記すれば英語はペラペラになる」
これを当たり前と思っている人は、暗記に時間を費やしているわりには、なかなかうまくいかず、英語が伸び悩む傾向があります。

今までの常識を覆し、学習スタイルを変えてみませんか?
そうはいっても、単語の暗記をなしにどうやって英語の上達を図るのか?
詳しくはこちらの書籍に書いてありますので立ち読みしてみてください♩

また、YouTube動画もあります。日本人が「当たり前に」しているジェスチャー、褒め言葉は英語圏でも通じるのか?詳しくはこちらをご覧ください。


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